株式会社丸水長野県水は、長野総合センター若穂B棟（以下、若穂B棟）に、設備トン4,400t(パレット2,000枚収納)の冷凍冷蔵倉庫（F１級およびC３級）を有する新棟を併設いたしました。

若穂B棟は、冷凍冷蔵倉庫として1996年10月に設立し、保管・配送拠点として今日まで長野県と周辺地域における冷凍食品物流を支えてまいりました。ただ一方で、直面する冷凍食品需要の拡大や物流問題の深刻化を背景に、更なる機能強化を図るべく、この度、新棟を併設しました。

この度の新棟併設に伴い、当社では「配送効率化」「安定したコールドチェーンの拡充」に取り組み、冷凍食品物流の発展に貢献してまいります。「配送効率化」に向けては、拡大した庫腹を活用し、長野県内と周辺地域に流通する冷凍食品を若穂B棟へ集約、更に当社が強みとする配送網を活かして、県内各地への共配を進めることで、配送効率化に繋げてまいります。「安定したコールドチェーンの拡充」に向けては、当社の強みである安定した冷凍温度帯物流のご提供範囲を拡充し、長野県と周辺地域における商品品質の維持向上と配送ドライバーの待機時間短縮を推進します。

更に、環境問題対策に先駆けて、既存棟同様、新棟にも「フロン(温室効果ガス)」を利用しないノンフロン自然冷媒設備を導入し、持続可能な事業の実現に向け、未来への歩みを進めております。

この度の新棟併設により、株式会社丸水長野県水は、冷凍食品物流の更なる発展に貢献するとともに、地域を支える食のパートナー企業として、新たな価値をご提供してまいります。

■名称
株式会社丸水長野県水県水 長野総合センター若穂B棟
■場所
長野県長野市若穂川田字外新田3800－12
■敷地面積
5,660㎡（うち新棟1,600㎡)
■設備トン
約12,000t（うち新棟4,400t）※F1級およびC3級